第213回定例活動報告 (10月16日第3日曜日)」

全体報告<大日向>

久方ぶりの快晴 透明な奥深い秋の空に誘われて23人が集まりました。
身も心も軽やかな日は珍しいですね。

栗の木の伐採です。直径50センチを越す高木をワイヤーで確保し、主要な枝打ちをして一気に倒す。見物に回っていた補助要員?が蟻の群がるように後処理をする。数の力は大きいですね。とりあえず三本を処理してストーブ用に軽トラックで三往復して終わり。助手席には更に逞しくなった中学一年生が乗り込み大助かりでした。

比較的人家が近いところからチェンソーの音を聞いて我が家の木も切ってほしいとの依頼があり、ついでにとお手伝いをして感謝されたが、山の中で当たり前のように活動していたわが団体も人里近くに来ると、特殊技能を持つ実力派集団であると認識した。

コ―ヒーは基地からデリバリーがあり、大福餅と共におやつとなった。
昼食はは近くの廃校になった小学校にオープンしたレストランで、 広々とした旧教室 はるか遠くに新宿が眺められ、地域のシンボル桜やカエデの大木と相まってゆったりとした時間を過ごしました。
アフター5も比較的若い人中心にいつもよりは遅くまでの団らんでした。

20161016_090419.jpg朝日が眩しい20161016_095030.jpg山日和♪朝礼で本日の手順を説明.JPG朝礼で本日の手順を説明
20161016_094902.jpgラジオ体操第一ぃ~20161016_094911.jpg音楽ないのでばらばら


初参加感想<緒方>

初めて活動に参加させて頂きました。この日の活動は、クリの木の伐採。ベテランの方々が巧みにチェンソーを扱い、豪快に、けれども計画的に木を切り落とす様は圧巻でした。ノコギリすら満足に扱えない初心者の私にも、「もっとこうすると切りやすいよ」「それは効率が悪いな~こうこう。こうやるんだよ。」「よくやってるね。一回休憩したら?」と、いろんな方々が声を掛けて下さいました。そのおかげで、楽しみながら、作業の終盤には少し上手くノコギリを扱えるようになったような気がします!眺めも空気もきれいな場所で全身を使って作業をするのは、とても気持ちよかったです。みなさんが本当に楽しそうに活動をされていたので、初回参加の私も、一緒に楽しませて頂きました。ぜひまた参加したいです。


活動報告<田中>

わーい給食だぁ♪.jpgわーい給食だぁ♪最近の活動日はあいにくの雨が多くてやむなく不参加される方が多かったが晴天の今日は嬉しい事に参加者が多く久しぶりのメンバーに会えた事を嬉しく思いました。本日のランチは活動場所の近所の〈戸倉しろやまテラス〉ですることになっていて自分は予約などの担当となっていた。以前から廃校を地域活性化の為有効活用したこちらの施設には興味があっていつか行ってみようと考えていたが、このように行くチャンスがあり楽しみにしていました。予約をしていたとはいえ団体の大人数でレストランのスタッフの方々はかなり忙しそうで申し訳ありませんでした。元は何室?.jpg食飲室…元は何室?おかげて昔懐かしの給食の器に盛られたランチに小学校の頃を思いだして思い出話を交わす事が出来ました。個人的にはあげパンがとっても美味しかったです。遠い昔自分もあげパンを食べていたと思いますが、ここまで美味しかったけなぁ?まぁその頃は味より量を食べたいタイプだったので友達の食べ残しをかたっぱしからもらいうけて食べまくって満足していたので味なんて覚えてない。自分の給食の思い出は〈おかわり〉と〈食べれない友達からのもらい受け〉なんだよなぁ 味わって食べてなかったなぁ…という思いがあげパンを食べながら思い出されました。根っからの食いしん坊ですな。個人的にはまたあげパンを食べにこようと考えています。

PA160001.JPGまずは枝おろしひゃー高い.jpgひゃー高いおっ!大きな猿?!いいや、人間だ!.JPGおっ!大きな猿?!いいや、人間だ!
PA160005.JPGさぁてPA160006.JPG高さはこのへん?PA160010.JPG衆人環視…やりにくいかも


活動報告<清水>

大きな栗の木の上で
今回は依頼された栗の木の伐倒作業の予定だ。もう季節は秋。夏の暑さがまだ体にしみている。しかし、植物にとって確実に季節はやって来る。栗の木と聞けば、たわわに実る栗が脳裏に浮かぶ。ひょっとしたら数個の栗を拾って、今晩は「栗ごはん」? 栗は美味しいけれど、嫌なのはあのとんがったイガ。栗の木からイガが頭を直撃したらさぞや痛いだろうと、その痛みが頭の中によぎる。ヘルメットを装着し、これで頭部の防備はOK。次は足元だ。針葉樹の杉の木などと違って広葉樹、特に栗の木のような木は枝を大きく広げる特徴があり幹も真直ぐでないことが多い。だから木の重心を慎重に見ても、クルリと回転して予想したところに伐倒できないことがある。それゆえ場所によっては一気に倒せないので上から玉切をしてくることになる。その場合、枝おろしをしながら足場となる部分を少し残しながらその上に足をかけて作業することになる。スパイク付の地下足袋では、木登りに不向きなので通常のトビ用の地下足袋を履き、木から落ちることもあり得るので命綱も用意。これで頭の先から足元まで万全だ。いよいよ現場に着くと目的の栗の木は結構大きいものたが、思ったほどの障害物はなく順番通りに倒せば、地上で玉切りすればよく、比較的簡単だ。ただ、道路側の電線が予想外の倒れ方をした場合にまずいことになるのでこれだけは登って枝おろし。ただどの木にもすでに栗はなし。季節だが栗をみることはなかった。すべて収穫後のようだ。「しょうがない。買って帰るか」。

チェンソーの刃がうなりをあげ、大きな栗の木がズシン!と倒れると歓声が沸き、すぐに仲間が群がり玉切。どんどん片付く。そして車に積んでピストンで処理。作業には絶好の気候のせいか、この日は23人の仲間が参加。人数の力はすごい。物凄いスピードで栗畑が綺麗に明るくなっていく。ついつい商売柄、この作業を請け負ったら、何人で、どのくらいの時間で、どのくらいの処分費がかかるかなど頭の中で計算。「いけない、いけない、ボランティア、ボランティア」と雑念を除去。チェンソーを使って玉切りの練習をする人、初めて使うノコギリを切れた部分を確かめるように枝を切る初参加の人。それぞれが秋の作業を存分に楽しんだようだ。通常の定例作業はいくつかの作業に分かれるがこの日はみんなで同じ作業。これもまた楽しい。

楽しいついでに、この日は近くの廃校となった小学校で昔懐かしの給食ランチが予定されていた。昼時、皆でつるんで小学校へ。「廃校した小学校」というと木造平屋で窓枠も廊下も木造というイメージ。しかし実際は鉄筋コンクリート3階建。自分の描く「廃校」というイメージからはほど遠い。同じことかもしれないけれど言葉としてはむしろ「閉校中の校舎」のようだ。しかし昔の追憶ということで考えれば、それぞれの年代によってイメージが違うのも当たり前かもしれない。この建物でも十分に昔を感じる人もいれば、そうでない人もいる。ちなみに自分が好きなヒット曲がいつの間にか「懐メロ」の分野に入っていることに驚いた経験がある人も多いと思う。それと同じようなものだと思う。さて「食飲室」と名付けられたレストランでの昼食。アルマイトの食器。そういえば子供のころの給食の器もこんなだったなと思う。飲み物としてコーヒー牛乳がついている。何年ぶりだろうか。香ばしい香りがする。自分的には給食メニューに入れるなら、もっとこだわって「脱脂粉乳」と「コッペパン」にして欲しかった。どちらもおいしくないけれど・・。これも子供の頃の年代の違いか。ついでに言えば金額も。これだけは懐古的でなく、極めて未来志向的なものだった。ともあれ、全員で力を合わせて一日を過ごせたことが有意義だった。
次はこの木を切るぞ.JPG次はこの木を切るそろそろ倒れるぞ~.jpgそろそろ倒れるぞ~ドッス~ン!.jpgドッス~ン!
みんなで枝処理.jpgみんなで枝処理皆でできるっていいね.jpg皆でできるっていいねちゃんと切るの初めて.jpgちゃんと切るの初めて
さて、何人がここに写っているでしょう?答えは19人でした。.JPGさて、何人がここに写っているでしょう?答えは19人でした。薪用に玉切り.jpg薪用に玉切り栗って固いんだわね.jpg栗って固いんだわね

この穴な~にカミキリムシのおうちです.jpgこの穴な~にカミキリムシのおうちです薪は全部お持ち帰り.jpg薪は全部お持ち帰りピンポイント狙い.jpgピンポイント狙い
戸倉小学校の樹齢100年のそめいよしの桜.jpg戸倉小学校の樹齢100年のそめいよしの桜身近で見る100年はすごい迫力!.jpg身近で見る100年はすごい迫力!戸倉小学校の樹齢130年のエノキ.JPG樹齢130年のエノキ

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第212回定例活動報告 (10月1日第1土曜日)」

全体報告<佐伯>

夏くらいからよくあるケースで、前日の天気予報で当日は雨と予想されて、結局雨は一粒も降らなかったという日でした。これを見越した(?)メンバーが初参加者を含め12名集まりました。

引き続き対面の山のボサ刈りと川岸の丸太の移動を行いました。本日の丸太の移動は電動のひっぱりだこに変わり手動だけど重量が軽くて持ち運びに便利なローププラーの登板となり、今後の起用を決める判断材料になったでしょうか。ボサ刈りの方は現在のエリアはそろそろ終了としても良さそうなくらい見渡しが良くなりました。

前回行けなかったメンバーで次回やる予定の栗の木を現場を視察しに行きました。難所は電線にかかりそうな伸びた枝です。上を見上げながらああだこうだと思い思いの作戦を発表しあいましたが、次回山主さんとやりながらの判断になりそうです。

昼食は今日新たに椅子が2ヶ加わった裏のデッキで、いつも汁物を作ってくれているEさんの代わりにF嬢が卵汁を調理し、全員で向かい合っておいしく頂きました。1日の作業が終わるころには小屋の中に兼ねてから予定していた棚が立派いに設置されていました。これでさらに見やすく置きやすくなります。
さあ今日は何をしようかな?.jpgさあ今日は何をしようかな?今日も恒例の準備体操始め!.jpg今日も恒例の準備体操始め!はじめてのボサ刈り.jpgはじめてのボサ刈り


初参加感想<磯野>

初めて参加させて戴き、会の皆さんにいろいろ親切に教えて戴きました。まだまだ、皆さんの作業のお手伝いをするのが精一杯ですが、とても楽しく活動に参加させて戴きました。早く自分の出来る事を探して、皆さんの活動のに貢献出来るようになりたいです。


活動報告<田中>

最近のあきる野市は雨の予報が多い。そして実際に降る事も多い。今回の活動日ももれなく雨の予報で前日までに参加を断念されるメンバーも多かったのだが来てみたら曇り空ではあったが雨は降っていなかった。午前中の作業は、また向かいの山の丸太の引き上げ作業と木の伐倒作業をした。シーズンオフなのか雨の予報だからか河原にBBQ客は見当たらず気がねなく作業に打ち込める。自分は久々に自分のチェンソーで伐倒した。受け口追い口は本来キレイに仕上げなくてはならないのだが、伐倒方向に何も障害物がない事と足場が極端に悪い事からキレイな受け口を作るより足を滑らせて滑落しないような体の構えで切り倒した。さてそれらの材の引き上げに〈ローププーラー〉というけん引器具を使った。これは林業の本などで見るとチルホールよりも軽いのでプロの方々も使ってるのを見た事があったので「これは便利だから会で購入しよう」と自分も含めた会のメンバー数名で提案して購入した物だったが…前回使った〈ひっぱりだこ〉に比べると意外と使えないと感じてしまった。確かに〈ひっぱりだこ〉は機械の移動は重くてかなり大変だけど設置してしまえばその威力は凄まじい。ひっぱりだこで前回20本くらい午前中に引き上げられたがローププーラーでは午前中に2本がやっとこだった。やっぱり人力には限界があるな~クタクタだ。多分使い方を間違っているのだと思う。例えば今回のような丸太の引き上げの様な長い距離を移動させる場合は〈ひっぱりだこ〉の方が良いのだと思う。そうでなく山の斜面など〈ひっぱりだこ〉を背負って登って行けないところで間伐の様な作業内容で短い距離(1~2mくらい)しか引っ張らない場合は〈ローププーラー〉の方が良いのかも?ただし引くのを止めて解除するのは操作がしづらくて困る。「かかり木になって中途半端な状態からロープのテンション解除するのはかえって危ないのではないか?」とYさんが言っていた。もう少し〈ローププーラー〉については使う場面を考えて使いこなしていきたい。そうでなきゃせっかく今基地の倉庫整理をしてるのに宝の持ち腐れ、もしくはヤフオク行きになってしまう。
これ切りまーす.jpgこれ切りまーす今日伐倒した木をこちら側へ.jpg今日伐倒した木をこちら側へこの川をこえて引っ張るぞ!.jpgこの川をこえて引っ張るぞ!

ローププラーを使って引っ張るぞ.jpgローププラーを使って引っ張るぞちょっとずつこっちへ.jpgちょっとずつこっちへコスモス見~つけた!.jpgコスモス見~つけた!


活動報告<洗川>

片付けられない道具係よりお願い

一緒に作業をしてきて、Ogさんの思い描く道具のありかたが、少しずつわかるようになってきた。ぱっと見てきれいなこと、誰でも必要なものがみつかること、取り出しやすく、しまいやすいこと、言ってしまえばこれだけだが、徹底するのは意外とむずかしい。
今日もまずはローププラーを探すところから始まった。何のことはない、ちびの私の頭上の棚にあったのだけれど、まだまだ一目瞭然とはいかない。
使う道具とその手入れの道具は近くに置きたいし、重たいものはなるべく低いところに。各自の道具は背の高さによっても取りやすい位置が変わる。仕分けとたんすのこやしの整理をしながら、質も量もよくする作業が続いてきた。

今日の作業は小屋に入って右側の棚の改築。
そんなに月日は経っていないので作った仲間には申し訳ないが、今ある棚を解体して、S社長の自宅から嫁入りしてきた木製の棚を据え付けることになった。
まずは組み立てから。Ogさん、S社長と大小2組ずつの棚を組み立てて配置を相談。取り合いがうまくない奥の棚も改造することになる。
その前に右側の棚の解体と、荷物の一時移動。ここでTさんとS社長がコーヒーのデリバリーへ出かけていく。

お昼ごはんは全員で小屋裏のテラスで。Fjさんが作ってくれた、卵と韮の甘みがおいしいスープを大盛りでおかわり。山へ行っていない今日はたいして体を使っていないのに、しっかりおなかはすいている。

午後。TさんとS社長は、前回の活動で発覚した、雨がたどり着けない雨どいの改修。鼻隠しが樋の重みで下がって、間から雨が流れ落ちていた。あっという間にふさがり解決。朝から雨を心配していたけれど、試しにちょっと降ってみてほしい気持ちになる。
Ogさんが丸のこで奥の棚に手を入れていく。
棚がすっきりぴったり納まり、名前がた~わ行のヘルメットと、工具箱、手入れ道具が並んだ。

道具係からのお願いです。みなさん、使ったものは元の場所に戻してくださいね。
Ogさんが「あ~、もうっ。なにやってんのよ」と言いながら片付ける姿や、「あれ、そこじゃなかったっけ?」なんていう、とぼけた答えも、ぼんぼりらしくてにぎやかでまぁいいか、とも思うので、ほどほど楽しいところでご協力を。
場所がよくないものがあったら教えてください。これからも手を入れていきます。

偉そうなことを言いながら、私は私自身を片付けられないことがたまにある。
初参加のIさんを囲んで2次会まで宴が続き、秋川をはなれたのは21時を過ぎていた。
今日の締めの大仕事は自分を元の場所に帰すことでした。
DSC_0386.jpgDSC_0387.jpgDSC_0390.jpgDSC_0389.jpg

DSC_0391.jpg新しく棚が登場.jpg新しく棚が登場ほらこんなにきれいになったよ!.jpgほらこんなにきれいになったよ!

DSC_0395.jpgどこに何があるか一目瞭然すごい!.jpgどこに何があるか一目瞭然すごい!和気あいあいの物置小屋整理班.jpg和気あいあいの物置小屋整理班

ランチ体制準備.jpgランチ体制準備今日は卵汁.jpg今日は卵汁終礼で活動報告と次回の活動予定を確認.jpg終礼で活動報告と次回の活動予定を確認

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