第195回臨時活動報告 (1月31日第5日曜日)」
全体報告<佐伯>
朝礼でゆずの剪定目的、方法、剪定量の目安、トゲの処理などについて講師から説明ゆず剪定全体報告
今年の初5週目の臨時活動は、毎年実を採りきれないではがゆい思いをしている柚子の木の剪定をしました。前日の雨か雪の予報が二転三転としたものの見事な快晴となり10名もの人が集まりました。
剪定のための説明を受けた後、1人1本を目標にゆずの木につきました。実と同様、トゲが邪魔をして枝1本切るのにも苦労はありましたが、10名という多さの表れ、高く伸びすぎた枝は次々と切り離され、見る見るうちに視界が開けていきました。皆さん枝を切ることに夢中になりすぎた様ではありますが、数年後にはこの剪定の効果が出るものと期待します。
活動報告<田中>
毎年の柚子もぎ活動日での事なんですが、剪定されてない柚子の木からモギモギ取るんでみんな悲鳴をあげながら収穫しています。柚子の剪定をすると収穫時の作業効率アップや果実の品質の向上なとのメリットがあるそうです。なんたって柚子はトゲが鋭利な剣先の様で危険!!そんな柚子畑の状況を憂いてSさんの提案で本日は臨時活動日(柚子剪定日)でした。
みんな臨時活動日だし雪が降る予報も出てたので参加人数は少ないかと思いきや、元庭師の方や剪定に興味のある方やたまたま暇だった方が10人も集まりました。それも女性は5人も参加!!かよわい乙女のみなさんのはずですが、するどい柚子の木のトゲにも負けずによじ登って一心不乱に格闘していました。自分はその切り落とされた枝を旧基地の裏山に移動させる作業に一日没頭しました。旧基地にはしばらく来ていませんでしたが、間伐が行き届いて下草も生えて木々の間から木漏れ日が差し込んでいてとっても気持ちの良い場所でした。出来ればこの場所から基地を移動させたくなかったなぁ。けど森の中は先日の雪で何本も折れてたり倒れかかってたりして所々危険な状態でした。来週の活動日では十分注意して作業しなくてはなりません。
たくさんの切った枝の処理も大変ですさて自分のやっている剪定後の枝処理作業ですがただ投げ捨てても面白くないのでサルやイノシシなどが山側から民家や畑に降りて来れないようにトゲトゲの枝を厚く積み上げてバリケートを作ってみました。獣害問題や動物たちとの共存に興味のある自分としては今日はこっちがメインだったかも!?まだまだバリケートは延長しないといけませんがそれはまた次回剪定した時に出てきた枝で続きを作りたいと思います。かなり強めの剪定をしたので今後もキッチリ管理していかないと意味がないです。本当は3月中もしくは夏ごろにまた臨時活動日を作って出来るといいのですが…
活動報告<洗川>
臨時活動日。後ろ髪を引かれていた柚の木の手入れができる。
Sさんが手書きの絵を添えた資料を作ってくれた。懐かしい囲炉裏ばたで、柚の木とかわるがわる見ながら説明を聞く。収量をあきらめずに、数年かけて樹高を低くしていく方法だ。3本の主枝を選んで印を結ぶ。なるべく横に広がる樹形に仕立てていくようだ。上へまっすぐ向かう枝より、横へ向かう枝を残すのが基本。
まず残す枝を決めて手の届く高さから剪定作業開始さっそく大枝下ろしから始める仲間もいる。
鋸で下ろせない幹はY師匠がチェンソーでおろしてくれる。隣の木から、Fjさんと師匠の明るい声が聞こえてくる。
私はまずは木のなかに自分の居場所を作るところから。枯れ枝や内向枝、徒長枝を透かして風通しをよくしていく。冬の澄んだ空が好きだ。だんだん空に近づいていくようでうれしい。時々木から下りて外から見る。窮屈そうなところをみつけてはまた木のなかへ。
午後になってようやく、樹高を押さえるために幹を鋸でおろす。迷ったところは近くにいたAさん、Mさん、Yさんが見てくれた。
私が一本の木にかかっている間に、みんなはおろした枝を基地の裏へ運び始めていた。午前中はTtさんがひとりで請け負ってくれた重労働だ。斜面を登ってとげのある大枝を運んでいく。集中の切れることのない、Tkさんの黙々と取り組む姿がかっこいい。
花芽の付き方がよくわからず心配だったので、切り戻しはせずに終えた。Kzちゃんの手がけた木は、手が入っているのに自然な姿でさすがに玄人の仕事だった。
ゆずにはなぜとげがあるんだろう。
k先生がそう言っていたとkzちゃんから聞く。
青いとげは柔らかく、切りやすいし、踏んでもささらないとSさんが教えてくれた。冬の収穫がやりやすくなるようになるべく切っておく。これは人間には都合がよい対策なので、ゆずに迷惑でないのなら毎年の作業にしたい。眠り姫を守るいばらは王子には自然と道を開いたが、100年待てないので、こちらから勝手に入らせてもらえたら助かると、傷しみる湯舟で思った。
木登りも上手くなりました
まるで猿になった気分
トゲの間に鳥の巣を発見
第194回定例活動報告 (1月17日第3日曜日)」
全体報告<大日向>
2016年の山開きです 21名が集まりました
今年から山の神さまはテラス横に鎮座している小宮神社ときめ 山主さん(今年からメンバーに)の音頭で安全祈願をしました 神社の創建は解りませんが御神木の杉の巨木(最大幹回り4メートル)4本から察するに由緒ありげな神社です。
今年の無事を祈願
御神木ひとり~ふたり~
さんに~ん
山での作業は年が変わったからといって そう大きな変化はありません。
裏山での除伐はチェンソウも入り 心なしか尾根筋の空が透けるようになりました。
対面の山では道づくり作業が終了して一番危険そうな箇所が一番安全な道となり 次回は間伐材の選木に入ります。
あけましておめでどう@朝礼テラス周りでは テラスに続く道に 水はけを良くしするため 何と!砂と砂利がしかれ、更に炉周辺も砂利を敷いてこだわりのスペースが出来上がった。更に炭焼がまへの挑戦も始まったが完成図は責任者しかわからない。
川べりでのコナラ(ほだ木とストーブ用)の伐採を依頼されて ベテランと補助要員として後期高齢者二名が参加した。
いつも思うことだが我々のような山の団体では難易度の高い樹木の伐採を必要とする時に 安心して対応できるメンバーがいないと森林保全もその手前で終わってしまう。基本的な事は研修を受ければ習得できるが レベルを上げていくには現場での経験を積み重ねるしかないと思う。軽トラックが4往復をして材を運びあげた。
今回は常連の女料理長とコ―ヒーのマスターが欠席した 当たり前の事が当たり前でなくなるとオタオタするものである。欠席することでその人の大切さを再認識する。
特別臨時活動
柚子の木の剪定をしたいという希望があり 複数の手が上がったことから今月末の日曜日に臨時活動日を設定した。
若い柚子剪定経験者の提案で 若手の参加希望者が多いという事は嬉しいことであるし これからが楽しみでもある。
活動報告<森井>
2か月ぶりの参加です。天気予報に反して好天に恵まれた一日でした。本日は三グループに分かれての作業でした。私たちは基地まえの整備チームに参加。階段路を閉鎖し、スロープ道の整備に取り掛かりました。石運びから始まり、砂利を敷き詰め砂を抑えに撒いた簡易舗装道の完成です。一輪車のフル稼働です(ご苦労さまでした)荷物運びも多少楽になるかも。 併せて、基地の囲炉裏周りにも砂利を敷き、 作業場から憩いの場に変身しました。午後は新しく炭焼き場となる窯置き場の整地、基地周辺のごみの焼却まで、久々に体を動かしました。今日はマッサージをたっぷり施しております。
ご夫婦で足袋デビュー!
活動報告<赤井>
昨年後半は怪我や病気や他の用事で例会への参加が出来ませんでした。敷居が高く思われたが今年最初の活動なので思い切って参加しました。
怪我はシルバー人材センター植木班の作業中のことでした。脚立に乗って電気バリカンでカイズカイブキを刈り込んでいたところ、つい左手を出してしまった。バンッとはじかれた。あっと思って左手を握りしめた。そのまま作業を終えて脚立から降り、親方に「やっちゃたよ」と報告。手を開いて手袋を取るとわっと血が湧きあがってきた。人差し指に3ヶ所、中指1ヶ所。
年が明け我家のカツラも大きくなりすぎたので小さくしようと奮闘しました。狭い庭に積みあがった枝ゴミのうち太さ10センチくらいを薪の長さに玉切りした。切り落とすと同時に抑えていた左足が滑ってチェンソーの下に。左足の親指の付け根あたり。あっと思ったが幸いなことに地下足袋を切っただけでした。
目の前で刃物をぶん回しながら、その危険を感じない。ボケか感覚マヒか?初心に帰れと自分を戒めました。
さて、久しぶりの今日の作業は何をやろうかと迷ったが基地下の道路工事が適当と思って砂利運びを手伝った。重たい砂利を一輪車で運びあげるのは大変な労力。休みながら運ぶ。
なんかすごいの試してるね裏山から「チェンソー」の声が掛かる。M、K、Yさん達が雑木の伐採をしている。斜面が急で浮石もあるので皆伐しないで適宜残している。太い木の処理にはチェンソーが有効だ。
一年ぶりのハクスバーナーチェンソーは重いが頼もしい。KSさんの整備が行き届いてありがたい。
Tさんの持参した6mまで伸ばせる枝打ち鋸の試し切りをしてみたが重くて取扱がむずかしい。
物置が雨漏りしているので誰が屋根に上るか?障子にアクリル板を貼り付けただけの華奢な屋根を踏み抜かぬよう、腰にロープを結び恐る恐る屋根に上りへっぴり腰で目止めのシール材を充填した。
活動報告<草野>
2016年、最初の活動日、新年会で一部のメンバーには会っているが活動でメンバーに会えるのが何よりうれしい。
さて、本日の作業は、昨年中に作業完了を目指した向かいの山の通勤歩道(名前はまだない)作設である。一緒に作業したのは第2土木班、F嬢、OJさん、Nさん。作業箇所は、この歩道の終点と手前50mの区間で一番の難所となっている。歩道から下は50mほどのガレ場の盆堀川までの急傾斜地、転落すれば大ごとになる。安全対策をキチンとする必要がある。
昨年中に、現地の材で仮設片桟橋ができている。これを広葉樹6本ほどを伐採して補強、要所に杭を打ち、桟橋を支える、杭の支持力が不足する場合は山側からロープを使って補強(どこかのくい打ち業者のように手抜きは許されない)。路幅を広げ、土砂をかけて歩きやすくしたうえに転落防止ロープを張る。
この日は、山の向きが寒いだろうとの寒さ対策もあって厚着をしていったが、作業を始めるとすぐに汗びっしょりになるほど暖かった。コーヒーも忘れず出前していただき、ありがたかった。
おかげで作業もはかどり午後も早い時間い完工(作業メンバーと完成写真)。難所がこの歩道一番の安全なところになったと自負しています。この歩道を使って、間伐作業に入るのは次回以降。
次回の向かいの山の作業は、間伐木の選木。選木後山主さんに見てもらって着手となる。
対岸山の道づくり
道のための伐採
これで安全に歩けます
いい道になったでしょう