第237回活動報告 (12月17日第3日曜日)」

全体報告<佐伯>

今年最後の活動日です。14名が集まりました。作業は、基地の中にある印のついた竹の伐採と、霜は降りたがまだジュースがしぼれるからと山主さんからの依頼で3度目のゆずもぎとに分かれました。ゆずは、枝を切ればまだ高い所に実があるという状態で、1日かけて採って全体の95%は採れたのではないかということでした。この日の収穫はカゴにして4つ分、80キロほどでしょうか。基地近いもうひとつの畑にもまだ切ればたくさん採れますが、そこまでには及ばずでした。

さて、竹の方は普段伐採する木よりも数段細いにもかかわらず、上のほうにつけたたくさんの枝葉の重みで、ロープで大人1名と中学生でひっぱっても悪戦苦闘し、数本は谷側にある電作にかかってしまいました。そこで、かつてぼんぼり山の会初期、メンバー特製のヒッパレーターという、ロープを高くあげるオリジナルの器具を使い、なるたけロープを高い所まで上げてやってみました。かなり久しぶりに使うのでまごまごしてしまいましたが、慣れればもっと早くロープを上げることができたのではないかと思います。1本伐るたびに空が空いていくのがわかります。印のついた竹2本残し、それでも11本伐りました。今回参加できなかった方々には次回是非明るくなった基地を見ていただきたいものです。ロープをひっぱる時にメンバーの一人が「よいよいっ、よいよいっ」、誰かが引っ張る時にも合図の応援に「よいよいっ、よいよいっ」!これがなかなかみんなを脱力させました!決してオリジナルではないそうですが、その合図につられてロープをひっぱりあげていました。

昼食時には、昼食時は山主さんの奥さん特製、ゆずとフルーツの砂糖漬けのスウィーツを頂き堪能しました。最終の今日は午後3時までみっちりやって、今年の作業を終わりました。
朝礼スナップ.jpg朝礼スナップ未だ取りきれない柚子がこんなに.jpg未だ取りきれない柚子がこんなにF君柚子もぎ俄然頑張る.jpgF君柚子もぎ俄然頑張る

O女史も高枝バサミを操り柚子もぎ.jpgO女史も高枝バサミを操り柚子もぎ剪定が行き届いた柚子林.jpg剪定が行き届いた柚子林


活動報告<神津>

ぼんぼりは今日も晴れだった
明け方は冷えた。都心に比べるとこの五日市奥のぼんぼり集落は3度から4度低いのではないか。ただし集落や畑、作業地がほぼ南面のため、日向ぼこのような温もりがある。久し振りに車ではなく電車で五日市に入った。途中奥多摩方面、丹沢周辺の山稜が冬の青空に際立ち、清潔感溢れ凛々しいばかりであった。今年の夏秋は不順で日曜になると長崎ではないが雨だった。サイクルが変わり、一旦晴れだすと今日も晴れ。基地への斜面には霜が降りている。早速焚火。煙も気にならない。孟宗の竹林には絞ったばかりの柚子の皮がうず高く積まれている。朝日に輝きそのまま朽ちさせるのが惜しい。ちらっと貰って帰ろうかなと思う。この辺りの孟宗竹林は山主さんが手を入れていて、春先旨そうな筍が頭をもたげて居る。2年程前までのもっと山上の基地周辺の竹林では、最初の収穫者はもっぱら猪君で、漸く無事生き長らえて地上に頭をもたげたお裾分けを我々が頂いてきたに過ぎない。今日の作業は前回に続き柚子収穫と通称「基地」の作業小屋横の国境線越え孟宗竹の伐採だ。私はここに通い出して5~6年になるが、実は専ら他の樹に関わって、竹の伐採は数える程の経験しかない。単純すぎて小馬鹿にしている節もある。予め山持さんがマークしてある太いのを伐るのだが対象は10本余り。午前中に終わると値踏みし、午後は本命の基地背後の斜面のシイ、アラカシを伐る予定であった。ところがドッコイ。丸一日竹伐りの羽目となった。太いのは直径10~15㎝程で美しく、伐るのが惜しい。肌は粉が吹いたように白っぽくなっているのもある。孟宗竹は5年もたてばいっちょ前だそうだが、年季を感じさせ風格がある。樹高は10m前後か。いやもっとあるかも知れない。伐採には竹専用の目の詰まった鋸を使うが、試してみると刃が薄い所為か、竹に挟まれ動かなくなる。刃が空滑りしないよう十分注意して、自前の通常ので取り掛かることにする。一連の孟宗の生えている斜面下に山主さんの小屋や家があり、下手をすると枝がびっしり茂っている梢は倒すとこれらに届きそうだし、手前の獣除けネットを間違いなく壊してしまう。伐る前にロープ掛けして斜面上部に引っ張ることにする。けれど斜面下に垂れ下がった葉の重みで容易には向きを動かせない。竹同士や広葉樹がくっ付いていることもあり、素直に引っ張る方向に倒れてくれるのは少ない。しならせて手前に引き易くするため、小竹の先でロープの輪を出来るだけ上まで挙げ刃を入れる。小気味よく刃が走る。皮の厚みは6~7mm。伐ってゆくうちに竹伐りの怖さが刃先から伝わって来た。言われていたことだが、切り倒す直前に折れ口が跳ねて顔を、体を打つ怖さが実感出来た。ロープを引く者に合図を送り、ただ引くだけの一辺倒にはさせない。引く側に反動を付けさせる。態勢を低くし、足場を固める。仮に跳ねても体には接触しないよう姿勢を取る。メリメリ、バキバキといった音の感触を味わいながら、頃合いを計り最後のノコの一引きを入れる。ザーッと風を起こして倒れる。水揚げが少ない秋から冬が竹伐りの季節だそうだが、多少は水滴が飛ぶ。「竹伐り」は俳句上では秋の季語だ。会長のSさんがロープ先の輪を幹上に挙げるヒッパレーターを使い出す。地上から5~6mは挙がっただろうか。少し慣れた頃、竹を伐り切った直後、根に近い幹が滑って思わぬ方向に倒れて来た。左足の太ももを強く打たれた。帰宅後見たら黒痣になっていた。凄い衝撃と重みだった。結局都合3回脛や腿を打った。午後の伐り役はMさん。型枠大工が使う鋸で奮闘。ちょっと使わせて貰ったら切れ味抜群で、大小の刃が交互に並んでいる。私は引き役に転進した。「ヨイヨイ、ヨイヨイ」の掛け声で反動を付けて引いた。皆に掛け声が珍しがられたが、社会人新人の頃、出荷倉庫で運送会社の運転手に大型トラック(当時はコンテナ車など無く)のロープ掛けの要領を教わった。ロープは「アメリカン掛け」と言い、大容量の荷を緊縛する方法だった。1人が張ったロープを弓のように引き、他方が滑車状に組んだロープ端を引くとロープが締まりびくともしなくなる。大型運転手常識のロープ掛けである。引く際二人がヨイヨイと声を掛け合って調子を取る、その声である。伐る人と引く人の呼吸を合わせるに調子が良い。今後流行ることを願っている。2~3mに玉切りした幹を近くに集積する。ここでまた失敗。慎重に置いた積りの幹が滑って下に走り出した。アット言う間の出来事だった。幸い斜面は短く、下道に誰も居なかったことで運が良かったが、新幹線の台車亀裂並みの重大インシデントだった。こんな訳で一日が終了。11本始末した。空はすっかり広くなり見違える様だ。新年の活動開始で皆驚くことを期待したい。幹、枝葉運びも半端な量ではなく疲れた。今日の昼飯時の歓談で、竹は斜面上の方へ陽射しを求めて生えることも知った。節も真竹は二重で孟宗は一重。伐り倒した中から、記念として花活け用に4つほどカットした。ベテランのSさんから、金たわしで幹肌を良くこすり、直火で炙ると油のような露が出て、良い味わいの緑色に変わり、正月にはそのままで迎えられると教わった。素直な性では無いため半信半疑であったが、自宅で実践。正に深い緑色に変わり、家内の点数を稼いだ。是非と言う友人にも分けた。太い幹をいくら伐っても、かぐや姫や黄金にはお目に掛からなかったが、有意義な一日であった。今年の無事に感謝し、来年の活動を祈念して仲間と別れた。
「孟宗の伐り倒す音の甲高く」
竹林伐採・思わぬ方向に倒れる.jpg竹林伐採・思わぬ方向に倒れるDSC_0512.jpgDSC_0513.jpg

はい引っ張って~.JPGはい引っ張って~竹林間伐後.jpg竹林間伐後こんなに空ら見えてなかった.JPGこんなに空は見えてなかった

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第236回活動報告 (12月2日第1土曜日)」

全体報告<佐伯>

2度目のゆずもぎになります。初参加者を含め16名が集まりました。

2度目はもうひとつの持ち主の畑で行いました。高く伸びた枝に実がなっているのは毎度のことで、1度目と同様時間内に収穫量をあげるべく、まずは高枝切りバサミで採れるところから始め、次に枝をおとして実を採る作業に入りましたが、午前中にはもう枝を切らないと採れない状況で、後半になると幹自体を切る木もしばしばみられました。どっちみちそうしないと採れないし、剪定もできていないので、結局このやり方に落ち着きます。しかし、どの畑も切ったゆずの枝の置き場に悩まされ、これからの課題となりそうです。

収量は約250キロ。取りまとめてくれている山主さんの所では集められたゆずが1.500キロに達成し、業者に渡しジャムになって戻ってきます。最近では地元のケーキ屋さんからもお声がかかったそうで、商品が楽しみですね。今年のゆずもぎのお手伝いもこれで終わり。次は来年になります。さあ、来年はどれくらい実をつけてくれるでしょうか。
まずは体操から.JPGまずは体操からひとつひとつ.JPGひとつひとつ首が痛くなっちゃうよ.JPG首が痛くなっちゃうよ

気をつけて~.JPG気をつけて~収穫と剪定前before.jpg収穫と剪定前before収穫と剪定後after.jpg収穫と剪定後after


初参加感想<後藤>

今回、Sさんよりお誘いいただきまして、初参加しました後藤です。
普段ではなかなか味わうことのできない貴重な経験ばかりでとても楽しかったです。

以前から森林ボランティアといった活動に興味があり、やってみたいな、とは思うものの、がっちり厳しく本格的に活動されている団体がほとんどなのだろうと、なかなか手を出せずにおりました。

そんなある時、Sさんから「自由にのびのびとやってますよ~☆」と素敵な笑顔でお誘いを受けまして、「完全な初心者でもよければ!」と参加を決意。参加するにあたり必要な装備や諸注意をいろいろと教わりつつ、当日を楽しみに。

自分で用意できる手袋や靴など最低限の装備を持って、その他伐採に必要な道具をお借りして、プロのような雰囲気をビシバシと感じるおじさま方に緊張しつつ、いざゆず畑へ!

ゆずのトゲが予想以上に太くてたくましいことに驚きつつ、慣れない手つきでフラフラしながら、高枝切りばさみと格闘。途中、先輩方に優しく丁寧に木の切り方や道具の扱い方のコツを教えていただきながら、楽しんで作業することができました。

普段全く自然と触れ合うことのできない環境におりますが、たまにこういったことができると、とてもリフレッシュになりそうです。メンバーの皆さんも非常にアットホームな雰囲気で、最初の緊張は何だったのかと思うほど、仲間に入れてくださってありがたかったです。

自分のペースでのんびりと、でもまじめなところは手も気も抜かない、そんな空気が非常に良かったです(豚汁もおいしい!)。運動不足解消も兼ねて、これからちょこちょこ参加できればな~と思います。ありがとうございました!
午前のコーヒタイムの後のスナップ.jpg午前のコーヒータイムの後のスナップ収穫した柚子の山があちこちに.jpg収穫した柚子の山があちこちに積み上がった剪定枝の山があちこちに.jpg積み上がった剪定枝の山があちこちに

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