第241回定例活動報告 (3月18日第3日曜日)

全体報告(佐伯)

16名が集まりました。東京では開花宣言があったばかり、こちらは梅の花が満開です。といってもここも東京都なんですけどね。花粉も真っ盛りです。

作業は、前回に引き続きゆずの枝の片付けと、基地裏の広葉樹の除伐、炭焼きの準備、午後はY師匠とYGさんが中学生のF師範に従い川の橋の直しにかかりました。川の水が少なかったことと、橋になった丸太が伐った時よりも水分が抜けて大分軽くなったので、やりやすかったということです。橋を渡って続く道も、YGさん巡回の結果、安全に登れるとのことでした。

ゆずの片付けは、5名以上の人数で取りかかりましたが、なんと1日では終わりませんでした。次回持越しとなりました。それでも大分、いやとてもキレイになりました。広葉樹の除伐はまだあと3分の1ほどはあるようです。薪用の丸太のおかわりも、また山主さんが用意してくれていたのですが、ゆずの方で人員を確保してしまい、今回はお休み。
柚子剪定枝の片づけ①.jpg柚子剪定枝の片づけ①柚子剪定枝の片づけ②.jpg柚子剪定枝の片づけ③.jpg

長いのは切って.JPG長いのは切ってシートで運んでみた.JPGシートで運んでみた丸太を重しにしてみたり.JPG丸太を重しにしてみたりキレイにまとまった?.JPGキレイにまとまった?

見通し良くなった.JPG見通し良くなったこれがノキの憎いやつですね.JPGこれがノキの憎いやつですねこれが杉の憎いやつですね.JPGこれが杉の憎いやつですね

旧基地の裏山左側斜面、ははその森の下、それに現在の小屋の上(私達が道を作りかけている斜面)に東京都森の再生事業の立て看板がありました。すなわち、森林組合がその森に入っていました。作業は終えており、小屋付近は、きちっと杭が打たれ、揃えて段積みされてます。見た所それほど強間伐ではないようでした。3割ほどでしょうか。

炭焼きは4月の3週目に行いますが、炭用に切りそろえ、窯に投入炭。あとは火を入れるだけとなります。

さて梅の花が満開ということで、ランチはお花見、といいながらも結構普通に食べましたが、ランチ時にはみんなにゼリーが配られ、食後のデザートを満喫しました。汁物もカレースープに厚いお肉が入っていました。本日は豪勢だなぁ。

午後は思いのほか暑くなりみなさん結構汗をかいたのではないでしょうか。
春は始まったばかり、まだ先と思っていた”のらぼう菜”が旬を迎えているということで、急きょ募集を募り数名が山主さんから買いました。その他、出荷できない形の人参も数名がゆずって頂きました。
流された架橋.jpg流された架橋架橋の整備中①.jpg架橋の整備中①架橋の整備中②.jpg

微調整の後完成.jpg微調整の後完成架橋もやっと元通りに.jpg架橋もやっと元通りに炭焼き準備中.jpg炭焼き準備中


活動報告(草野)

久しぶりのぼんぼり

開花宣言が出されてもおかしくない陽気の中、今年になって初めてぼんぼりの活動に参加した。自宅の近くの桜は、つぼみが膨らみ、ピンクや白がチラッと垣間見えるチラリズムの色っぽさに触発されて、「柞の森」の椿を見たくなって矢も楯もたまらずの参加である。

久しぶりの仲間の顔がまぶしい、みんな少し年を取ったようだ。これまで気づかなかったぼんぼり川沿いのフサザクラも開花して歓迎しているようだ。
初めて気づいたぼんぼり川辺のフサザクラ.jpg初めて気づいたぼんぼり川辺のフサザクラ今年も忘れずに咲いたダンコウバイ.jpg今年も忘れずに咲いたダンコウバイミツバアケビの冬芽(ピンぼけです).jpgミツバアケビの冬芽(ピンぼけです)チラリズムの桜のつぼみ.jpgチラリズムの桜のつぼみ

さて、今日の目的である山廻りに出かける。長らく山歩きをしていないからか足下がおぼつかない。転倒に注意しながらいつもの道を歩く。今日は森や木と対話しながらの山歩きである。

椿は例年より着花が少ないようで色も余り良くない。それでも椿の花はビロードのように鮮やかな赤である。ダンコウバイも黄色い花を咲かせ、枝を嗅ぐとツーンとした香りがして気持ちが落ち着く。ミツバアケビの冬芽が卑猥(??)に見えるのは失礼だよな!途中分かっているのに名前が思い出せない樹木で10分ほど考え込む(もうろくの前兆か!)ようやくリョウブと分かって気を取り直す。ミヤマシキミの花は抹香の香りがする。ヤマザクラを見ると、林の中の下層木が芽吹いているのが目に入る。林の上に出ている大木はまだ堅い冬芽のままなのに。なぜ??
そうか! 林の中にあるので周りの木が葉を展開する前に、少しでも早く芽吹いて光を受けようという知恵か、スプリングエフェメラル(春の妖精)と同じ戦略だな。君はえらいな!!

尾根筋で新しい発見。どう見ても人が植えたものでないヒノキとスギがあった。樹形は自然樹形で大木ではないが林から抜き出ていてこの時季だから目立つ、天然木の風格がある。もしかしたらこの付近の天然林時代の子孫ではないだろうか。
「ハハソの森」のツバキ.jpg「ハハソの森」のツバキアオキの実.jpgアオキの実クモの巣か(鉄塔の真下から).jpgクモの巣か(鉄塔の真下から)ムラサキに変色して展葉準備ヨシのホウノキの冬芽.jpgムラサキに変色して展葉準備ヨシのホウノキの冬芽

旧基地裏の人工林.JPG旧基地裏の人工林天然木の風格のスギ.jpg天然木の風格のスギ天然木の風格のヒノキ.jpg天然木の風格のヒノキ

やがて旧基地に降りるところの急斜面に出たら、一匹の大型犬に遭遇、その後にリュックを背負った外国人が足早に通り過ぎた。

その斜面で転倒し左肘を痛打、かつてぼんぼりが間伐したスギ林を下りながら木に「太れ 太れ」と愛おしく呼びかけながら柚子枝片付けの仲間に合流した。

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第240回定例活動報告 (3月3日第1土曜日)

全体報告(佐伯)

つかの間の春日和となり、17名が集まりました。花粉の時期とあってマスク人口が高かかったかな?

作業は旧基地前のゆずの剪定を行いました。これまで強剪定が続いたので徒長枝を切るだけにとどめましたが、山主さんの話によると徒長枝にも残す残さないの判断がいるようで、こればかりはセンスと経験が必要で我々には難しいなぁと思いました。そのゆず畑は隣接して別の持ち主もいるので午後は山主さんに改めて境界を教えていただいて、それぞれ白と赤のペンキで木をマーキングしました。赤いペンキが垂れて、色が赤だけに少々ホラー感が出ました。それよりも剪定しないほうのゆず畑が、去年ゆずもぎの時に切り落とした枝が縦横無尽にあり、夏の草刈りまでにお片付けしないといけません。

前回蒔用に玉切りをお願いされていた材は、たくさんのおかわりが用意されていて1日かけて全て切り終えました。が、山におかわりが沢山残されているのが見えるので、また次回の作業となることでしょう。

基地上の徐伐はさらに進められていて、木同士が絡まって延びている伐採に手を焼きましたが、ベテランの技によって解決した模様です。

ボカポカ陽気でありがたい日でしたが、日当たりの良い場所は動くと暑いと感じるようでした。
昼のスープはトマトベースの、巷ではデトックススープと呼ばれるものに近いもので、みなさん健康になって帰ったことでしょう!?
朝集合場所での談笑.jpg朝集合場所での談笑朝礼スナップ.jpg朝礼スナップ1520130439141.jpg


活動報告(神津)

今日は桃の節句だ。水気を含んだ穏やかな春の空が広がっている。気温も高めで絶好の作業日和となり気持ちが弾む。今年最初の入山。地下足袋のこはぜを嵌める動作が新鮮に感じられる。仕事前の火を囲みながら仲間との団欒が楽しい。相棒のYとMさんと三人で基地上の伐採に取り掛かる。満2年を掛けて、斜面全体の3分の2を整理した。シイ、カシなど常緑樹を出来るだけ切り払い、落葉広葉樹中心の森づくりを目指してきた。昨年から木の間を通し、尾根上の空が垣間見られるようになってきた。今日は隣地の境目に沿って伐採を始めよう。

足場を固めて、下を見降ろす。改めてこの斜面の急峻さを思う。遥か下でY、Aさん達が山畑の端でチェンソーを唸らせ、杉やヒノキの玉切りを進めている。軽いエンジン音が谷に木魂している。陽を浴び快調そのものの様子だ。先ずは直径15㎝弱のアラカシに向かう。受け口をカットする。鉈を用意すればと後悔した。大鋸を振うが、直に腕がなまって来る。落ち目の体力を痛感させられる。やがて幹に亀裂が走り、めりめりと音を立て倒れて行く。斜面下部に向け上手く落ちてくれた。太い幹部分の玉切りはチェンソー隊に任せることにし、枝を払う。YとMさんは少し上部で蛸の足のように根元から8本伸びたアラカシをロープを使いながら順次伐り倒している。一気に空が広がる。尾根がいよいよ近くなる。彼らの倒したアラカシの処理を手伝う。アラカシの木口はやや桃色がかった密な年輪が美しい。整理が終われば、いずれ落葉樹の植林に手を付けるだろう。山主さんの構想はどうか。僕は実の食べられる花の咲く木が望みだ。アンズやヤマモモはどうかな。ヤマザクラも欲しい。仲間たちはどうだろう。

さあ昼飯だ。Eさんの大鍋料理が毎回楽しみ。今日はトマト味の野菜の煮込みで、汁の真っ赤な色が大いに食欲をそそる。休憩の間に山主Tさんが整理した杉の玉切り材を一つ貰い受けた。30~40年木の長さ50㎝程の材だ。家で植木鉢の置台にしようかと思う。香りの強さに魅かれヒノキに食指が動いたが、電車で持ち帰るにはずっしりと重く諦めた。午後も引き続きアラカシ類を伐る。全部で15本くらい伐っただろう。玉伐りは次回に廻す。

盆堀集落は戦前までどんな生活振りだったのだろう。秋川が山間を大きく削り、流れ込む枝川が網の目のように深く谷に入り込んでいる。この盆堀川に沿った集落の奥には最早住家が無い。田は全く無く、畑も傾斜のきつい石だらけの土地で、さほど広くない。たいした収穫は見込めない。明治以降、炭焼きや養蚕が盛んだったと思われるが、江戸時代以前はどうだったかと想像する。スギの植林は何時後から始まったのだろう。乏しい生産力でどれ程の人を養うことが出来ただろう。何時からこの谷に人が住み着いたのだろう。遥かに以前の縄文の時代はどうか。シイ、カシ類が繁茂し、獣が闊歩していたのだろうか。木を伐りながらあれこれ考える。などと思っていたら、足元が崩れ頭から一回転して落ちた。背や腰を打った。やれやれである。気が散漫になっていると思わぬ事故に会う。気を付けよう。鶯が啼いている。向かいの山が柔らかく見える。「山笑ふ」の景色だ。充実した一日だった。

「鶯の音にまどろむや山の里」
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間伐杉の玉切り.jpg間伐杉の玉切り赤いペンキでマーキング.JPG赤いペンキでマーキング白いペンキでマーキング.JPG白いペンキでマーキング

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